水の質と豆の量 水には硬水と軟水があります。 コーヒーを淹れるのにどちらが適しているというのはありません。 あくまでも好みの問題です。 硬水で淹れた時の特徴は、苦味が引き立つということ。 どちらかというと香りが強調され、コクが出ます。 軟水で入れた場合は、酸味が引き立ち、まろやかな味になります。 日本のミネラルウォーターは軟水です。 水道水の場合は浄水器を使うか、一度沸騰させて塩素を取り除くといいでしょう。 但しニ度以上沸騰させると、コーヒー抽出に必要な二酸化炭素まで取り除かれてしまいますので注意しましょう。 お湯の温度にも気を使うとさらにおいしいコーヒーを作れます。 深煎りのコーヒー豆は80℃前後、浅煎り・中煎りは90℃前後が適温と言われています。 95℃以上は苦味、酸味共に強すぎてしまいますので注意が必要です。 ハンドドリップでコーヒーを淹れる場合はコーヒーカップも温めておくようにしましょう。 でないと、ぬるいコーヒーを飲むはめになりかねません。 コーヒーを淹れるのに必要な豆の量は、1杯あたり10グラムが適量です。 但し、1〜2杯程度と少ない量を淹れる時は、若干多めがいいでしょう。 ![]() ![]() ![]() |